真性包茎の手術は、術後のケアが大切
包茎は多くの男性の悩みですが、自分では治せないため専門の医療機関で施術を受ける人も多いことでしょう。たしかに包茎治療は他の病気とは異なり、それほど大掛かりな手術をするわけではありません。術後はすぐに帰宅が可能ですし、数日間でいつもの生活に戻ることが出来ます。
ただ、包茎治療において真性包茎の患者さんの場合、やや深めに包皮を切ることもありますし、しっかりとしたケアをしないと回復も遅れがちです。性器は皮膚も薄くデリケートな部分ですし、性行為の時にパートナーに見られるため、傷跡や色素沈着などは避けたい部位でしょう。
そのため、包茎治療後の回復期間がどれくらいで、入浴や運動の制限はあるのか、こういったことを知っておくことが重要です。基本的に包茎治療や手術は一生に一度しか行いませんので、思い切って施術をした後は性行為や運動などを少し我慢し、きれいに治るよう努力し、自信を持てる性器の状態に仕上げていきましょう。
包茎治療後の注意点と、回復期間に慎むべきこと
包茎治療の手術にはいくつかの種類がありますが、部位や範囲が異なるものの基本的には包皮を切り取るという施術になります。そのため、術後は傷口を縫合し、およそ二週間後に抜糸というのが大きな流れです。入浴については治療後からできますが、数日間は患部が濡れないよう、ラップなどで包んでおくことが必要になります。
その後も抜糸までは湯船につからず、シャワーで済ませるのがおすすめです。糸を抜くまで激しい運動は控え、しばらくは水泳など水につかるのも避けておきましょう。気になる性行為ですが、手術からおよそ三週間は慎んでおくのがベストです。痛みや出血の可能性もありますし、感染症のリスクも高まるためしばらくは我慢となります。
また注意点として、股間がこすれるため自転車やバイクなどにまたがるのも術後二週間ほどは控える必要があります。通勤や通学などでこれらを利用している場合は、他の手段を用意しましょう。
まとめ
包茎治療やその手術は、他の病気などと比べ回復期間も短く、それほど生活への影響は大きくありません。しかしデリケートな部位ですので、傷口がふさがるまでなるべく刺激を与えないよう注意が必要です。
運動や性行為以外にも、辛いものを食べないようにしたり、締め付けのゆるい下着を選ぶなどすると順調な回復の手助けとなります。個人差はありますが、およそ一カ月程度で完全に通常の生活に戻れるため、術後しばらくは節制を心がけましょう。